腸チフス

腸チフス

流行状況

腸チフス_流行状況

発展途上国に広く流行しています。熱帯や亜熱帯で流行していて、感染が最も深刻なのはアジア地域、特にインドをはじめとする南アジアです。

日本では、毎年50~70例の発生をみるが半数以上が途上国で感染したと思われる輸入感染症の傾向が強くなっています。

感染経路

腸チフス_感染経路

患者及び保菌者の糞便と尿、ならびにそれらに汚染された手指・食品・水から経口感染します。

症状

腸チフス_症状

潜伏期間は、6~30日日間です。発症形式は緩徐であり、発熱から始まり徐々に体温が上昇し稽留熱となります。
その他の症状は頭痛、倦怠感、食欲低下がみられます。肝脾腫や体幹部の一過性のバラ疹も特徴的です。

無治療の場合、症状は1カ月程度持続します。合併症は、発症後2〜3週間目に多く、おもに消化管出血や消化管穿孔です。

予防方法

腸チフス_症状

生水を飲まないようにします。
食品は、充分に加熱する等の一般的な飲食物への注意のほかに、途上国に滞在する場合には腸チフスの予防接種を受けることをおすすめします。

予防可能期間

3年

診療内容