破傷風

破傷風

破傷風

土壌中の破傷風菌が、刺し傷や動物咬傷、交通事故などで体内に入り感染します。傷口がふさがった後に嫌気的に増殖し、破傷風毒素を分泌します。この毒素により筋肉が緊張性麻痺を起こし、放置すると歩行困難、嚥下困難などの後、呼吸ができなくなり死に至ります。

破傷風菌は世界中の土壌中に存在します。特に交通事故は、旅行者の外傷の一大要因であることを考えると、特に危険なスポーツをしなくても、感染のリスクはあります。

流行状況

破傷風_流行状況

世界的に約100万人近くの人々が死亡するといわれています。
その約70%は、新生児で、特に開発途上国で多くみられます。

分布:世界
推奨:外傷の可能性の高い人。長期滞在者。定期接種で受けていない人(1967年以前生)

感染経路

破傷風_感染経路

破傷風菌は、嫌気性の菌で土壌中に広く分布していて、外傷や火傷から人の体内に侵入し感染します。

症状

破傷風_症状

段階的に進行します。初期には、顔の筋肉が痙攣し口が開けにくくなるなどの症状が出現します。
数日以内に全身の筋肉が強い痙攣をおこし、呼吸困難となります。
次第に全身の痙攣は、激しさと頻度を増し、死に至ることもあります。

予防方法

破傷風の予防接種

破傷風_予防方法

破傷風のワクチンは、沈降破傷風トキソイドです。
2回目は4週後、3回目は6カ月~1年後に接種します。

種類:不活化ワクチン
接種回数:基礎接種3回。(0、3-8wk、6M)、追加接種10年毎に1回。
外傷や動物咬傷後の曝露後接種:1回

予防可能期間

予防可能期間:10年

診療内容