B型肝炎

B型肝炎

B型肝炎

世界的には、途上国を中心にB型肝炎が蔓延しています。医療資源の乏しい低開発国では医原性の感染リスク(注射器使い回し、汚染血液など)もあります。

一般に成人が感染する場合は、一過性感染となり、免疫機能が未熟な新生児が感染すると持続感染となります。

持続感染者は、長期にわたりウィルスを体内に保持することから感染源となる可能性があります。

流行状況

B型肝炎_流行状況

東南アジアおよび南アジア・オセアニア・サハラ砂漠以南のアフリカなどでは、非常に持続感染者が多いです。

分布:途上国、低開発国
推奨:
 □衛生的な医療環境の整っていない途上国の滞在者。特に長期滞在者。
 □性的リスクのある人。
 □外傷の可能性が高い人。
 □長期滞在者。

感染経路

B型肝炎_感染経路

B型肝炎ウィルスは、持続感染者の血液や体液に存在します。
一過性感染は、輸血などの医療行為や性行為で起こります。一方、持続感染は、母子間で起こることが多いです。

症状

一過性感染

B型肝炎_流行状況

黄疸・全身倦怠感・食欲低下・吐き気・嘔吐など通常の肝炎の症状がみられます。
劇症肝炎に移行するものも、約2%の割合でみられます。

持続感染

持続感染

感染後かなりの期間は、無症状に経過するが、約10%は慢性肝炎の状態となり、その後肝硬変・肝癌になるリスクをもつといわれています。

予防方法

B型肝炎の予防接種

B型肝炎の予防接種

赴任前に、B型肝炎の予防接種を受けておきます。

種類:不活化ワクチン。
接種回数:3回(0、1M、6M)

予防可能期間

10年~

診療内容