A型肝炎

A型肝炎

A型肝炎

慢性化はきわめてまれで、予後は良いとされています。10才程度以下の感染では不顕性感染で自然治癒しますが、年齢が上がるとともに激しい肝炎症状を起こし、自然感染すると生涯免疫が獲得されます。

衛生的な国では、主に食品汚染による散発的発生ですが、途上国では、感染源は水であり地域全体が汚染されます。このような常在地域では、すべての住人が抗体を持っています。

A型肝炎の潜伏期間は長いので、ワクチンを出発直前に接種しても一定の効果が期待できます。

流行状況

A型肝炎_流行状況

先進国では、人口10万人あたり10~50症例、途上国(アジア・アフリカおよび中南米など)では、50~300例の割合で発生しています。

分布:途上国、低開発国
推奨:インフラが整っていない途上国滞在者

感染経路

A型肝炎_感染経路

感染者の糞便中に、ウイルスが排出されます。
これに汚染された生水や生物(二枚貝や生鮮野菜、果物類)を、経口摂取することで感染します。

症状

A型肝炎_症状

38℃以上の発熱をもって急激に発病し、全身倦怠・食欲不振・吐き気や嘔吐・黄疸や肝臓の腫大などの症状が現れてきます。
また、腹痛や下痢などもみられます。

予防方法

A型肝炎の予防接種

A型肝炎の予防接種

接種方法は、2~4週間隔で2回目を接種し、6カ月~1年後に3回目の接種を行います。
3回接種後、10年間効果が持続するか、終生免疫がつく人もいます。

種類:不活化ワクチン
接種回数:3回(0、2-4wk、6-12M)

予防可能期間

10年~

診療内容